自家製コンポストや生ゴミ堆肥作りにおいても、砕いていない卵の殻の投入は生ゴミ堆肥の代表的な失敗原因として挙げられます。微生物による高温発酵を経ても炭酸カルシウムの骨格は分解されず、完成した堆肥の中にジャリジャリとした固形物が大量に残ってしまうためです。
また、家庭菜園における卵殻肥料のデメリットとして、土壌を硬くしてしまう物理的な問題もあります。粗く砕いただけの殻は土壌の団粒構造の形成を阻害し、根張りを邪魔する異物となってしまうのです。「天然素材だから安全」と無処理で投入し続けると、土のコンディションを著しく損ねる結果になります。