妊婦が手足口病に感染したら胎児への影響は?リスクと予防法を徹底解説

妊婦が手足口病に感染したら胎児への影響は?リスクと予防法を徹底解説

妊婦が手足口病に感染したら胎児への影響は?リスクと予防法を徹底解説とはどんな影響があるのか? 主要なファクトを簡潔に解説します。

ネット上には手足口病に関する様々な言説が飛び交っていますが、医学的なエビデンスと乖離した誤解も少なくありません。代表的な3つの盲点を正しく理解しておきましょう。

誤解1:「一度かかれば終生免疫がつくので再感染しない」
手足口病を引き起こすウイルスには、コクサッキーウイルスA6、A10、A16、エンテロウイルス71など複数の型が存在します。ひとつの型に感染して抗体ができても、別の型には感染するため、ワンシーズンに複数回かかることも珍しくありません。「過去にかかったから大丈夫」という過信は禁物です。

誤解2:「発疹が引けば他人に感染させる心配はない」
前述の通り、症状が完全に消失した後も数週間にわたって便中にウイルスが排出され続けます。発疹が治った後も、最低1ヶ月程度はトイレ後の手洗いとオムツ処理時の衛生管理を継続する必要があります。

誤解3:「妊婦が感染したら必ず帝王切開になる」
妊娠後期に感染した場合でも、必ずしも帝王切開が選択されるわけではありません。母体の症状の程度、発症からの日数、胎児の状態、子宮頚管の状況などを産科医が総合的に評価し、個別に最適な分娩方針が決定されます。主治医と密に連携を取り、状況を共有することが大切です。

高橋 健太
著者

高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。