「道路族」とは、住宅街の公道や開発分譲地内の共有道路などを遊び場や社交場として日常的に占拠し、騒音や危険行為で近隣住民の生活を脅かす親子・集団を指すネット発祥の俗称です。かつての下町で見られたような「道路遊び」とは異なり、現代の過密化した新興住宅地において明確な生活妨害行為として問題視されています。
主な迷惑行為のパターンは多岐にわたります。代表的な道路族の特徴としては、早朝から日没過ぎまで続く奇声や絶叫、サッカーボールやバスケットボールのドリブル音、キックボードやスケートボードでの暴走、さらには道路中央に椅子や遊具を広げての親同士の「井戸端会議」や路上BBQなどが挙げられます。
被害者の苦悩を可視化する動きとして、有志によって運営されている「道路族マップ」などの投稿サイトも大きな話題を集めています。長期間にわたる騒音被害によって不眠や適応障害を発症するケースも珍しくなく、単なる「ご近所問題」の枠を超えた社会課題となっています。