街から看板が消えたことで、インターネット上では金の蔵 倒産 噂がまことしやかに囁かれました。しかし、これは明確な事実誤認です。ブランドを展開していた株式会社三光マーケティングフーズ(現:サンコーマーケティングフーズ)は、東証スタンダード市場に上場を維持しており、経営破綻したわけではありません。
同社が選択したのは、従来の総合居酒屋ビジネスからの完全な脱却と、生き残りをかけた抜本的な金の蔵 業態転換でした。不採算となった大衆居酒屋の店舗を一括整理する一方で、静岡県沼津市などの漁業組合や産地と直接手を結び、自社で漁船の運航から水産加工、流通、販売までを一貫して手がける「水産6次産業化」へと舵を切ったのです。
かつての「安さで集客する大箱居酒屋」から、「産直鮮魚の価値を届ける専門業態」へのピボットは、外食業界における事業再生のモデルケースとして注目されています。現在では、大衆酒場「アカマル屋」や鮮魚に特化した「アカマル屋鮮魚店」、さらには水産食堂や加工品事業などを主力とし、収益構造の健全化を進めています。