Q1:枝が根元からポッキリ折れて全くない渋柿はどうやって吊るせばいいですか?
A1:熱湯消毒したステンレス製の木ネジ(3〜4cm)をヘタの芯にねじ込んで紐を巻きつけるか、ヘタの下に清潔な竹串や爪楊枝を貫通させて両端に紐を結んでください。また、100円ショップ等で購入できる「干し野菜ネット・魚干し網」の中に重ならないように平置きして干す方法も手軽で安全です。
Q2:ベランダに干す場合、鳥やハエなどの害虫被害を防ぐにはどうすればよいですか?
A2:干し始めの数日間は、農業用の防虫ネットや大きめの洗濯ネットを全体にふんわりと被せるのが最も効果的です。その際、ネットが柿の表面にベッタリ密着すると通気性が落ちるため、ハンガー等で骨組みを作って空間を確保してください。
Q3:干して3日目ですが、柿の表面にうっすら白いフワフワしたものがついています。これはカビですか?
A3:干し始めて1週間未満の初期段階で現れる白い綿毛状のものは「白カビ」の可能性が極めて高いです(糖分の結晶である柿霜は、乾燥がほぼ完了する2〜3週間後以降にしか出ません)。ごく初期であれば、キッチンペーパーに度数35度以上の焼酎をたっぷり染み込ませてカビを丁寧に拭き取り、再度熱湯に5秒浸してからサーキュレーターの強風で乾かせばリカバー可能です。
Q4:仕上がった干し柿の表面が真っ黒になってしまいました。失敗でしょうか?
A4:日焼けや柿自体のタンニンが空気中の酸素に触れて酸化したことが原因であり、腐敗臭や異味がなければ品質上は全く問題なく食べられます。黒変を防ぎ、きれいな飴色〜オレンジ色に仕上げたい場合は、直射日光を避けた半日陰で干し、初期の乾燥段階でアルコール噴霧を適切に行うことが有効です。