ポートボールの最大の特徴であり、初見の人々が最も衝撃を受ける要素が、リング型ゴールの代わりに「ポートボール台に乗る人」が存在する点です。このプレイヤーは「ゴールマン」と呼ばれ、自陣から運ばれてきたボールを台から落ちずに空中でキャッチすることで初めて2得点が記録されます。
さらにゴール台の直前には、相手チームの「ガードマン」が仁王立ちし、両手を広げてジャンプしながらパスの軌道を遮断します。つまり、得点の瞬間は「味方のシュート技術」だけでなく、「パサー・ゴールマン・相手ガードマン」による三つ巴の空中戦と心理戦によって決定づけられます。これが、ポートボールの基本骨格を形作る独自の力学です。
ポートボールルールにおける基本編成は、コート上で戦う5人のフィールドプレイヤーに、台上のゴールマン1人、相手ゴール前を守るガードマン1人を加えた「計7人」で1チームを構成するのが一般的です。試合球には小学生が扱いやすいゴム製の「教育用2号球」が採用され、跳ね返りやキャッチのしやすさに配慮された設計となっています。