高校や中学校の定期テストで高得点を獲得するためには、文節ごとの正確な文法識別が欠かせません。特に強調構文である「係り結び」と、完了・存続の助動詞の識別は最重要ターゲットです。
■ 代表的な一節の品詞分解一覧
・うつろひ[動詞・ハ行四段活用・連用形]
・たる[助動詞「たり」・完了(存続)・連体形]
・菊[名詞]
・の[格助詞・主格「〜が」]
・いと[副詞]
・白く[形容詞・ク活用・連用形]
・咲き出で[動詞・ダ行下二段活用・連用形]
・たる[助動詞「たり」・完了(存続)・連体形]
・が[接続助詞]
・露[名詞]
・に[格助詞]
・濡れ[動詞・ラ行下二段活用・連用形]
・て[接続助詞]
・まばらに[形容動詞・ナリ活用・連用形]
・黄色なる[形容動詞・ナリ活用・連体形]
・など[副助詞]
・いと[副詞]
・めでたし[形容詞・ク活用・終止形]
■ 絶対に落とせない係り結びの法則
本文中盤の「白き玉を緒に貫きたるやうなるこそ、いと心にくうをかしけれ。」に注目してください。強意の係助詞「こそ」を受けて、文末の形容詞「をかし」が已然形の「をかしけれ」に変化しています。この係り結びの結びの形と品詞を問う問題は、文法テストの定番中の定番です。