防草シートのデメリットと後悔の理由|敷いてはいけない場所と失敗例

防草シートのデメリットと後悔の理由|敷いてはいけない場所と失敗例

防草シートのデメリットと後悔の理由|敷いてはいけない場所と失敗例の詳細解説を解説します。専門的な知識がチェックできます。

Q1:防草シートを敷くとシロアリを呼び寄せるというのは本当ですか?
A1:防草シートそのものがシロアリの餌(木質成分)になるわけではありません。しかし、シート下の土壌が常に暗く湿った状態に保たれるため、地中を移動するシロアリにとって絶好の生息・移動環境になります。特に建物の基礎コンクリートにぴったり密着させて敷いてしまうと、基礎に沿って作られる「蟻道(ぎどう)」がシートで隠れ、住宅への侵入点検が遅れるリスクがあります。外壁基礎から10〜20cm程度離して施工するか、定期的にシートをめくって点検することが推奨されます。

Q2:敷いた後にスギナが生えてきて突き抜けた場合、どう対処すればよいですか?
A2:すでにシートを突き抜けてしまった場合、力任せに引き抜いてはいけません。シートの繊維がさらに裂け、傷口が広がって後続の芽が群生します。突き抜けたスギナの茎葉に、筆やハケを使って原液〜高濃度のグリホサート系除草剤(ラウンドアップ等)を直接塗布してください。葉から吸収された薬剤が地下茎全体を枯死させるため、シート下の根元まで根絶させることが可能です。枯死した後は、突き抜けた穴を専用の補修粘着テープで塞いで遮光してください。

Q3:DIYで安く抑えるのと、外構専門業者に依頼するのとでは何が違いますか?
A3:最大の差は「下地処理の精度」と「排水勾配の設計」です。DIYでは雑草の根の完全撤去や地盤の転圧、水たまりを作らないミリ単位の水勾配(みずこうばい)の設定が難しく、数年後の目詰まりやカビの原因を作りがちです。また、専門業者は敷地の形状に合わせて端部の巻き込み処理や構造物との隙間処理を隙間なく行うノウハウを持っています。初期費用はDIYの2〜3倍かかりますが、10年スパンでの再施工コストを考慮すると、結果的に業者施工の方が安上がりになるケースが多々あります。

Q4:防草シートの寿命が来たとき、上に乗せた砂利はどう処分すればいいですか?
A4:砂利は「自然石」であっても自治体のごみ収集では基本的に回収されず、産業廃棄物や処理困難物として扱われます。劣化したシートを交換する際は、砂利をふるいにかけて土と分別し、新しいシートを敷いた後に再利用(敷き直し)するのが一般的です。もし砂利自体を完全に撤去したい場合は、造園業者や外構解体業者、残土処分業者に引き取りを依頼することになります。処分費用は軽トラック1台分(約300〜400kg)で1万5千円〜3万円程度が相場となります。

橋本 菜々子
著者

橋本 菜々子

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。