Q1:赤緑テストで「緑がよく見える」状態のまま眼鏡を作るとどうなりますか?
A1:近視の方の場合、度数が強すぎる「過矯正」の眼鏡に仕上がってしまいます。遠くは極めてシャープに見える反面、手元やパソコン作業時に毛様体筋へ過剰な負荷がかかり、激しい眼精疲労、こめかみの頭痛、首こり、気分の悪さなどを引き起こす大きな原因となります。
Q2:赤と緑がどうしても同じに見えないときは、どちら寄りで終わらせるべきですか?
A2:近視の眼鏡作成においては、「赤がわずかに濃く見える(弱めの度数)」側で調整を終了させるのが眼科学的な安全策です。日常生活において遠くの極限の視力(1.5など)を常時必要とする場面は少なく、わずかに弱めの度数にしておくほうが目への負担が大幅に軽減されるためです。
Q3:赤緑テストはコンタクトレンズの処方時にも行われますか?
A3:はい、全く同じ手順で実施されます。コンタクトレンズは角膜に直接密着するため、眼鏡よりも過矯正による調節性眼精疲労やドライアイの悪化を自覚しやすい特徴があります。コンタクト装用時の赤緑テストでも、違和感や見え方の偏りを正確にフィードバックすることが極めて重要です。
Q4:老眼の測定でも赤緑テストは使われますか?
A4:近視や遠視のベース度数を決める遠方検査だけでなく、手元を見るための「加入度数(老眼度数)」を決定する近接検査でも二色テストが用いられます。遠用と近用では評価の基準が逆転するケースもあるため、検査員の指示に従い、文字の輪郭の濃さを素直に伝えることが大切です。