社会現象を巻き起こした映画シリーズにおいても、とかげのエピソードは常に物語の重要なエモーショナルパートを担っています。
記念すべき映画第1作『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』では、絵本の世界に迷い込んだすみっコたちがそれぞれのルーツや居場所を探すなか、とかげの「母への想い」が随所で繊細に描写されました。さらに続編となる『青い月夜のまほうのコ』でも、魔法の夜に浮かび上がる夢の描写を通じて、母親と一緒に暮らしたいという一途な願いが丁寧に描かれています。
大画面で表現される親子の愛情と切ない別れは、劇場に足を運んだ大人たちをも号泣させ、「大人が泣けるアニメ映画」としての評価を確固たるものにしました。