一方で、表現の自由とプラットフォームの規制を巡る議論は、2026年現在も激しさを増している。クレジットカード会社による決済制限の強化は、日本の同人業界全体に暗い影を落とした。特に過激な描写や特定のジャンルに対しては、決済手段の利用停止措置が相次いで行われている。
これに対抗するため、国内の主要プラットフォームは独自の決済システムの構築や、AIを用いた画像検閲技術の導入を進めている。表現の多様性を守りつつ、国際的な金融取引のルールに適合させるという、極めて綱渡りの舵取りが求められているのが現状だ。クリエイター側も、伏字表現や抽象的な描写を取り入れるなど、新たな生存戦略を模索している。