池田高校に入学後、菅田さんが所属したのはアメリカンフットボール部(チーム名:池田高校46ers)でした。担当していたポジションは、オフェンス陣の司令塔であり高い戦術理解度と身体能力が求められるクォーターバック(QB)です。
華奢なルックスからは意外に思われがちですが、中学時代からサッカーやダンスで培った抜群の運動神経を活かし、ヘルメットと防具を身につけて泥だらけになりながら練習に打ち込んでいました。このアメフト部時代には、現在も語り継がれる数々の「モテ伝説」が存在します。
特番インタビューや本人の手記でも明かされている代表的なエピソードが以下の通りです。
- 入学式当日の人だかり:入学初日から「とんでもない美少年が入ってきた」と噂が広まり、休み時間になると他クラスや上級生の女子生徒が教室の窓や廊下に殺到した。
- 「王子」というあだ名:あまりの端正な顔立ちから、女子生徒たちの間で「王子」という愛称で呼ばれ、事実上のファンクラブのような集まりが自然発生した。
- 他校からの見学者:放課後のグラウンドで行われるアメフト部の練習には、近隣の女子高生がフェンス越しに見学へ訪れ、休日に街を歩くだけで携帯電話のカメラを向けられる事態となった。
- 制服のボタン消失事件:学校行事の際、ブレザーのボタンだけでなくネクタイや校章まで女子生徒から求められ、手元に何も残らなくなった。
しかし、本人は当時を振り返り「モテて浮かれていたというより、急激に周囲の環境が変化していくことへの戸惑いのほうが大きかった」と述懐しています。周囲の過熱した視線に流されることなく、部活動のハードな練習と勉学に愚直に向き合っていた姿勢こそが、後のストイックな役作りへとつながっていきます。