視聴者の間でたびたび話題にのぼるのが、「本当に完全アポなしなのか」というやらせの噂です。偶然訪れた民家で心温まる家族ドラマが展開したり、絶妙なタイミングでユニークな町民が登場したりすることから、事前の仕込みを疑う声が出るのも無理はありません。
しかし、制作現場の取材や関係者の証言を突き合わせると、実態は驚くほど泥臭い「完全なぶっつけ本番」であることが分かります。ロケ隊は事前に特定の家族へ取材許諾を取ることは一切せず、鶴瓶さんやゲストが直感で選んだ路地や店へ突撃します。カメラが回る直前まで誰に会えるかスタッフすら把握しておらず、時には何十分も誰にも会えずに歩き続ける時間帯が存在します。
また、定期的に浮上する「番組終了の噂」についても、その大半はNHKの番組改編期における特別番組の連続休止や、放送枠の微調整による誤解が原因です。鶴瓶さん自身のライフワークとして定着しているだけでなく、地方の魅力を再発見する公共放送の核となる長寿コンテンツとして、現在も揺るぎない制作体制が維持されています。