ビフォーアフターで最も視聴者を騒然とさせるのが、フェイスラインのシャープ化と笑った瞬間の口元です。これらには明確な解剖学的根拠が存在します。
抜歯矯正によるEラインと輪郭変化は、左右の小臼歯(前から4番目または5番目の歯)を抜くことで生まれる約7〜8ミリのスペースを活用します。この空間を利用して前歯をしっかり後方へ引き込むと、突き出ていた上唇と下唇が後退し、相対的に鼻先と顎先(オトガイ部)の立体感が際立ちます。下顔面の横幅がわずかに締まり、エラが目立たなくなって小顔効果を感じる人が多いのは、咬合バランスの正常化によって咀嚼筋(咬筋)の過度な力みが消失するためです。
また、笑顔の際に上顎の歯茎が大きく露出してしまうガミースマイル改善の評判においても、矯正技術の進化が劇的な成果を挙げています。かつては上顎骨を切除する外科手術(ルフォー骨切り術など)が必要だった重度症例でも、現代では歯肉の骨部にチタン製ミニスクリューを一時的に植え込み、前歯群全体を上方向へ引き上げる「圧下(イントルージョン)」というアプローチが確立されました。これにより、侵襲性の高い骨切りを回避しながら、上品でハリウッドスターのような美しいスマイルラインを獲得する事例が急増しています。