「禁忌と知らずに足つぼマッサージを受けてしまった」「むくみがひどくてツボを強く押してしまった」という相談は、産科の現場でも後を絶ちません。もし誤って刺激してしまった場合は、まず冷静に行動することが何よりも大切です。
誤刺激に気づいた時点で、直ちにマッサージを中止し、横になって安静を確保してください。衣服を緩め、クッションなどを足元や背中に挟んでリラックスした体勢をとります。
そのうえで、以下の身体のサインを慎重に確認します。
- お腹がカチカチに張っていないか
- 下腹部に生理痛のような鈍痛や周期的な痛みがないか
- 性器出血やおりものの異常(ピンク色や茶色の混じり)がないか
- 胎動が普段通り感じられるか(妊娠中後期の場合)
一過性の刺激であれば、安静にして症状が出なければ過度にパニックになる必要はありません。ただし、30分以上安静にしてもお腹の張りが治まらない場合や、微量でも出血が見られた場合は、迷わずかかりつけの産科クリニックに連絡し、状況を伝えて指示を仰いでください。