プロデューサーとして手掛けたガールズグループオーディション『No No Girls』の熱狂を経て、2026年現在の彼女はアーティストとしてもう一段上の次元に立っている。オーディションの中で彼女が候補生たちに投げかけ続けたのは、「あなた自身を愛しているか」「あなたの声を信じているか」という根源的な問いだった。
規格化された「美」の枠組みから外れた者たちを抱きしめ、その凸凹を武器に変えさせた彼女自身の身体表現もまた、より研ぎ澄まされた。世間が定義するパーフェクトなプロポーションではなく、肉付きも、脂肪も、傷跡さえも肯定する。彼女が放つ官能の根底には、自分の身体を愛し抜くことへの凄まじい肯定感が脈打っている。