ゴルフ場予約サイトのGDOや楽天GORAに蓄積されたプレーヤーデータを見ると、ゴルフ5カントリーみずなみコースにおけるアベレージゴルファーの平均スコアは約98〜102を推移しています。岐阜県内の丘陵コース全体と比較しても、スコアが2〜4打ほど崩れやすい傾向が数値として確認できます。このデータだけを見れば、「初心者には厳しい」という噂が広まるのも無理はありません。
しかし、現場をつぶさに観察すると、難易度の正体はコースの「長さ」ではなく、設計意図に隠された「罠の配置」にあることがわかります。フェアウェイの幅そのものは極端に狭くなく、ティショットで過度なプレッシャーを感じるホールは多くありません。それにもかかわらずスコアを落とす最大の要因は、セカンドショット以降のクラブ選択と、砲台気味に受けて立つグリーン周りのプレッシャーにあります。
特にゴルフを始めて間もないプレーヤーは、「飛ばしたい」「ピンの根元に止めたい」という心理が働きがちです。その結果、グリーン奥の深いラフや急傾斜の法面にボールを打ち込み、そこからのアプローチで往復ビンタを食らうケースが後を絶ちません。つまり、このコースが求めているのは力任せのショットではなく、自分の飛距離と相談しながら安全なエリア刻む「コースマネジメントの基礎」です。適切なティを選び、無謀なピンデッドの攻めを控えさえすれば、ビギナーであっても決して攻略不能なコースではありません。