「家族全員がインフルエンザで寝込んだのに、看病していた母親だけうつらなかった」というケースも珍しくありません。家庭内という極めて濃厚接触な空間で感染を防げた背景には、無意識に行われた「的確な遮断行動」が存在します。
家族内感染を防ぎ切る家庭の共通ルールは以下の通りです。
・徹底した「時間差換気」と「湿度50〜60%の維持」
インフルエンザウイルスは湿度50%以上になると空気中の生存率が激減し、床へ落下します。加湿器と1時間に1回の空気入れ替えを組み合わせることで、空気中の浮遊ウイルス量を最小限に抑えています。
・タオルや食器の完全個別化と接触箇所の消毒
ウイルスは飛沫だけでなく、ドアノブやリモコン、洗面台のタオルを介した「接触感染」で広がります。共用タオルを即座にペーパータオルへ切り替え、アルコール消毒液を要所に配置する家庭では二次感染が激減します。
・看病側の「手洗い前の顔・目・鼻の接触禁止」
看病後に無意識に手で目をこすったり鼻を触ったりしない習慣が身についている人は、接触感染の経路を完璧に断ち切っています。