現場での受け止め方はどうでしょうか。地元の商店街関係者や長年大会を見守ってきた住民に取材を行うと、感謝と不安が入り混じった複雑な本音が聞こえてきます。
「昔は埠頭のどこからでも海風を感じながらタダで見られた。でも今は緑地公園の動線規制が厳しく、フェンスだらけで息苦しさを感じるのも事実。とはいえ、明石のような事故が四日市で起きたら取り返しがつかない。警備が厳重になるのは仕方がない」(地元在住50代男性)
一方、近隣の飲食・宿泊事業者からは、経済波及効果の観点から継続を強く望む声が上がっています。花火大会 代替イベント情報として、市内各地で小規模な分散型ライトアップやナイトマーケットが企画されるケースも増えていますが、「やはり夏の夜空を揺るがす本物の花火に勝る集客力はない」というのが観光関係者の一致した見解です。
ネット上の反応でも、直前の豪雨を乗り越えて打ち上げを決行した運営陣に対し、「10分遅れで上げてくれた実行委員会に感謝」「ドローン中止は残念だったが賢明な判断」と支持する意見が多数を占めています。現場の安全意識に対する市民の理解は着実に深まっています。