ミュージックビデオ(MV)は、どこか懐かしさを感じさせる絵本のようなファンタジックな世界観が特徴です。スタジオセットと柔らかな自然光を活かしたロケーション撮影が見事に調和し、メンバーがパステルカラーを基調としたカジュアルな衣装に身を包んで楽しげに行進する姿は、これまでの「ギラギラしたローラーダンス」というキスマイのパブリックイメージを鮮やかに覆しました。
ロケ地や演出に関しては、当時のSNSや掲示板(2ちゃんねる/5ちゃんねる)でも「映画の冒険譚を彷彿とさせる優しい映像美」「メンバー同士のアイコンタクトが多くて癒やされる」と絶賛の声が相次ぎました。
また、ボーカル面における評判も見逃せません。北山宏光・藤ヶ谷太輔・玉森裕太を中心とするメインボーカル陣の透明感あふれる歌声と、全員による包容力のあるコーラスワークは、音楽関係者からも「アイドルソングの枠を超えた良質なポップス」として高く評価されました。アニメソング特有の「言葉をはっきりと届ける丁寧な発音」が意識されており、子どもたちが一緒に歌いやすいキー設定とフレージングが徹底されていたことも、ファミリー層の支持を集めた決定打となりました。