ネット上の掲示板やSNS、知恵袋の購入報告を分析すると、高評価の裏で大画面タブレット後悔する理由として極めて共通した不満が浮かび上がってきます。その筆頭が大画面タブレット重さと持ち運びにおける「重量のパラドックス」です。
多くのユーザーは「タブレットだからノートPCより軽快に持ち運べる」という先入観を抱いて購入します。しかし、実測値を精査すると現実は大きく異なります。例えば、13インチクラスの本体重量は580g〜730g前後ですが、専用キーボードカバーを追加した瞬間に総重量は1.2kg〜1.4kgへ跳ね上がります。これは13インチの軽量モバイルノートPC(約900g〜1.1kg)を明確に上回る重さです。カバンに入れた瞬間のズッシリとした負担感に直面し、「これなら最初からノートPCを持参すればよかった」と肩を落とす利用者が後を絶ちません。
また、日常的な利用シーンにおける「取り回しの悪さ」も深刻な摩擦要因です。8〜11インチであれば容易にできる「片手持ち」や「寝転がりながらのコンテンツ消費(いわゆる寝モバ)」は、12インチを超える筐体では物理的に手首を痛める原因になります。ベッドサイドやソファでリラックスしながら使うにはサイズが大きすぎ、最終的に「机の上に置きっぱなしのサブモニター」と化してしまう実態が確認されています。