「あなたに恋をしてみました ドラマ名」と検索窓に打ち込む多くの人が探している答え、それが2015年1月19日から3月23日までフジテレビ系列の看板枠「月9」で全10話にわたり放送された『デート〜恋とはどんなものかしら〜』です。
シンガーソングライター・chayが歌う主題歌「あなたに恋をしてみました」は、ドラマの初回放送に合わせて2015年2月にシングルリリースされ、瞬く間にチャートを駆け上がりました。プロデュースを手掛けたのは、元ピチカート・ファイヴの小西康陽氏。1960年代のアメリカン・ポップスを彷彿とさせる華やかなブラスセクションとガールポップの質感は、重厚な社会派や王道ラブストーリーとは一線を画すドラマのトーンを鮮やかに決定づけました。
当時、chay自身が音楽誌や情報番組のインタビューで「台本を読み込み、ヒロイン・依子の不器用すぎる生き方や、頭では理屈を並べながらも胸がざわついてしまう感情の揺らぎをイメージして言葉を紡いだ」と明かしていた通り、「あなたに恋をしてみました」の歌詞の意味はドラマの骨子と完璧に呼応しています。データや合理性だけで割り切ろうとする頭脳派ヒロインが、人生で初めて未知のバグ(=恋心)に直面して狼狽する様が、あのキュートでどこか切ないメロディに凝縮されていたのです。