ネット上の育児掲示板やSNSで最も多く相談されているのが、「身体が硬くてエルゴ背中バックル届かない」「外出先で誰もいないとき、エルゴ抱っこ紐一人で装着できなくてパニックになる」という問題です。体が硬い人にとって、背中の肩甲骨の間に手を回してバックルを留める動作は至難の業です。しかし、現場のママ・パパの間で実践されている2つの裏ワザを使えば、体が硬くても驚くほどスムーズに装着できます。
ひとつ目の裏ワザは、「Tシャツ着用方式(事前バックル留め)」です。腰ベルトをお腹に巻いたあと、背中のバックルをあらかじめ留めておきます。その状態で左右の肩ストラップを最大まで長く伸ばし、まるでTシャツやセーターを着るように頭からすっぽり抱っこ紐を被ります。その後、赤ちゃんを抱き入れながら両脇の引き締めテープを引っ張るだけで完了します。背中に手を回す必要が一切ないため、ワンオペ育児の現場で絶大な支持を得ています。
ふたつ目は、エルゴベビー付け方動画などでも実演される「ストラップ緩めスライド方式」です。背中バックルの位置をあらかじめ高め(首の付け根寄り)にセットしておき、肩ストラップを緩めた状態で赤ちゃんを支えながら両手を肩ストラップに通します。この段階ではバックルが首のすぐ後ろにあるため、容易に手が届いてカチッと留めることができます。留めたあとに両サイドの調節ベルトを後ろ向きにキュッと引くだけで、バックルは自然と肩甲骨の中央まで下がり、理想的なホールド位置に落ち着きます。
抱っこ紐を外す際も同様です。多くの人が背中のバックルを無理に外そうとして指を挟んだり苦戦しますが、まずは「両脇の肩ベルトのバックルを持ち上げてストラップを一気に緩める」のが鉄則です。ストラップが緩めば背中バックルが首元まで浮き上がるため、片手で難なく解除できます。