条件が3つ以上あり、足し算で式が長引くのを避けたい場合に威力を発揮するのが、COUNTIFにOR条件の配列定数を組み合わせるテクニックです。条件指定の部分を波括弧 {"値1", "値2", "値3"} で囲み、全体をSUM関数で包み込みます。
=SUM(COUNTIF(A2:A100, {"東京", "大阪", "名古屋"}))
この数式を入力すると、COUNTIFは「東京の件数」「大阪の件数」「名古屋の件数」を内部でそれぞれ計算し、配列として一時保持します。その外側にあるSUM関数がそれらを合計するため、わずか1行のスマートな数式でOR条件の集計が完了します。
かつてのExcelでは「Ctrl + Shift + Enter」を同時押しする配列数式としての入力が必要でしたが、近年のエクセルやGoogleスプレッドシートであれば、通常のEnterキーを押すだけで動的配列として正しく処理されます。視認性を保ちながら条件をスマートに管理したい現場に最適な記述法です。