なぜ効果がない、あるいは危険であるにもかかわらず、バストアップサプリの広告は消えないのでしょうか。ここには、巧妙なアフィリエイトマーケティングと消費者のコンプレックスを突くビジネスモデルが存在します。
ネット広告で見かける「医師監修」や「薬局で買える!」といったキャッチコピーの多くは、文脈のすり替えが行われています。医師が監修しているのは「一般的なビタミンの重要性」についての解説部分だけであり、そのサプリで胸が大きくなることを医師が保証しているわけではありません。また、「薬局で買える」というフレーズも、「大手薬局チェーンのオンラインストアに化粧品や一般健康茶として卸されている」ことを拡大解釈し、あたかも薬局が豊胸効果を公認して推奨しているかのように見せかける手法が横行しています。
ARIEL BUST CLINICの石塚院長が提唱するように、薬局で製品を選ぶ際は「パッケージの原材料表示の一番上に何が書かれているか」「GMP認定工場で製造されているか」「過剰な効果を謳う定期縛り広告ではないか」といった客観的なチェックリストを徹底することが不可欠です。店頭であれば、白衣を着た薬剤師や登録販売者に「この成分にバストサイズを直接アップさせる医学的根拠はありますか?」と直接尋ねるだけで、過剰な期待と無駄な出費をその場で防ぐことができます。