ひこばえとは?放置で庭木が枯れる理由と正しい切り方・剪定時期の全貌

ひこばえとは?放置で庭木が枯れる理由と正しい切り方・剪定時期の全貌

ひこばえとは?放置で庭木が枯れる理由と正しい切り方・剪定時期の全貌について分かりやすく解説いたします。最新の情報をご確認ください。

Q1:庭木の根元から生えたひこばえを手で無理やり引っ張って抜いても良いですか?
A1:絶対に避けてください。力任せに引き抜くと、主幹の樹皮や地中の主要な根まで裂けてしまい、広範囲な裂傷から雑菌や木材腐朽菌が侵入して木全体を枯死させる引き金になります。必ず清潔な剪定バサミや園芸用ナイフを使用し、組織を傷つけないよう地際ギリギリで水平に切り落としてください。

Q2:ひこばえをすべて切り落とすと、木に余計なストレスを与えませんか?
A2:健全な木であれば、ひこばえを全切除してもストレスになることはなく、むしろ主幹や頂部へ栄養が集中するため樹勢が回復します。ただし、葉が全くない状態で強剪定された木が命綱としてひこばえを出している場合のみ、一度にすべて切ると光合成が完全に止まるリスクがあります。その場合は主幹に新芽が吹き始めるのを確認しながら段階的に間引いてください。

Q3:切り落としたひこばえを使って、挿し木で新しい苗を増やすことは可能ですか?
A3:樹種によっては極めて有効な増やし方となります。特にオリーブ、イチジク、バラなどの発根能力が高い植物では、若く細胞分裂が活発なひこばえは最良の挿し穂になります。ただし、接ぎ木苗の台木から生えたひこばえを挿し木しても、親木と同じ美しい花や美味しい果実は実らず、野生種の原種が育つ点に注意してください。

Q4:切っても切っても同じ場所からひこばえが生えてくる場合の恒久的な対策はありますか?
A4:切り口周辺の地表を黒マルチシートや厚手のバークチップで覆い、日光を完全に遮断(遮光)するのが有効です。また、ひこばえが頻発する根本原因は「根詰まり」「土壌の過湿」「主幹の食害」であることが多いため、土壌改良や追肥、幹のテッポウムシ駆除など、木本体の健康状態を改善することが最も確実な再発防止策となります。

阿部 裕樹
著者

阿部 裕樹

マネー知識やキャリア形成に役立つノウハウを、初心者にも分かりやすく解説するのが得意です。