受診当日に無用な混乱を避けるためには、事前準備と問診時の情報伝達がカギを握ります。予約を入れる段階で、卵アレルギーの既往がある旨をクリニックの受付へ伝えておくのが円滑です。
診察室では、単に「卵アレルギーがある」と伝えるだけでなく、以下の具体的なエピソードを箇条書きで医師へ提示すると判断が極めてスムーズになります。
- 直近の摂取状況:完全に除去しているのか、火を通した菓子類やつなぎ程度なら食べられるのか
- 過去の症状の重さ:蕁麻疹や皮膚の赤み程度か、呼吸困難や嘔吐、意識朦朧などのアナフィラキシー症状が出たことがあるか
- 直近の負荷試験の結果:アレルギー専門医での検査歴や現在の方針
接種後は、通常の待機時間(約15分)よりも長めに取り、院内で30分程度待機して子どもの様子を観察することが推奨されます。万が一、皮膚の痒みや咳き込み、機嫌の急変などの副反応の兆候が表れた場合でも、医師がその場にいれば即座に抗ヒスタミン薬やアドレナリンの投与といった適切な初期治療を行えます。