大阿闍梨となった塩沼師は、故郷である仙台市秋保の地に福聚山慈眼寺(じげんじ)を建立しました。現在も毎朝の護摩祈祷を欠かさず、静謐な境内には全国から参拝者が訪れています。
慈眼寺で定期的に行われる法話には、人生の悩みや迷いを抱えた幅広い年代の参拝者が集まります。また、企業や自治体からの依頼による講演会も精力的にこなしており、経営者から学生まで多方面から高い評価を得ています。
荒行を達成した超人でありながら、語り口はどこまでも謙虚で朗らか。決して小難しい仏教用語を振りかざさず、人間関係の悩みや日々のストレスに直結する身近な話題へ落とし込んで語る姿勢が、世代を超えて受け入れられている大きな要因です。