うつ病入院のリアルな実態と体験談|費用や閉鎖病棟の過ごし方を解説

うつ病入院のリアルな実態と体験談|費用や閉鎖病棟の過ごし方を解説

うつ病入院のリアルな実態と体験談|費用や閉鎖病棟の過ごし方を解説の全体像を詳しく解説してご紹介します。

休職して自宅療養を続けていても状態が悪化し、「これ以上どうすればいいのか」と追い詰められた段階で入院が検討されます。うつ病の休職から入院への判断基準として医師が重視するのは、主に「食事や服薬など生命維持に必要な日常動作ができない」「強い希死念慮(死にたい気持ち)があり自傷のリスクが高い」「自宅にいても刺激が多く、完全な脳の休息が取れない」という点です。

精神科の入院形態には、法律に基づき大きく分けて以下の2種類が存在します。

任意入院は、患者本人が治療の必要性を理解し、同意書にサインして入る形態です。病棟内を比較的自由に移動でき、退院も本人の申し出が基本となるなど権利の制限が最も少なくなっています。

一方、医療保護入院は、本人の判断能力が著しく低下し同意が得られない場合でも、精神保健指定医の診察と家族等(配偶者や親など)の同意によって行われる形態です。病状が非常に重く、自傷他害の恐れや錯乱状態にあるケースで適用されます。本人の意思に反して見えることもありますが、命の危機から救うための法的な緊急保護措置といえます。

井上 凛
著者

井上 凛

心身ともに健康で持続可能なライフスタイルをテーマに、最新のウェルネストレンドを発信中。