彼女の足跡を振り返る上で欠かせないのが、アイドルグループ「NMB48」研究生としての過去だ。2011年、若くして芸能界への第一歩を踏み出したものの、過酷な競争の中で活動辞退という道を選ばざるを得なかった。一度は挫折を味わい、表舞台から姿を消した彼女だったが、その胸に灯った情熱の火が消えることはなかった。
学業に専念するため名門・関西学院大学へ進学した時期も、目線は常に再起の機会を見据えていた。大学生活を送りながらアナウンススクールに通い詰め、声を磨き、表現力を徹底的に鍛え上げた。単なる元アイドルという過去に甘んじることなく、実力派のアナウンサーとして再び芸能界の扉を叩くための地道な下積みが、この時期に培われたのだ。