物語の核となる「Qクラス」の5人は、個性的な特技と人間味あふれるキャラクター性で視聴者を魅了しました。彼らの足跡を詳細に追ってみましょう。
キュウ(連城究)役:神木隆之介
卓越した直感と推理力、そして何より人に対する優しさを持つ主人公・キュウを演じた神木隆之介。当時14歳前後の瑞々しい表情と繊細な感情表現は、視聴者を強く引き込みました。その後、映画『桐島、部活やめるってよ』や『君の名は。』での声優、NHK連続テレビ小説『らんまん』の主演、アカデミー賞受賞作『ゴジラ-1.0』など、キャリアを着実に積み上げ、今や日本映画界に不可欠なトップ俳優となっています。
リュウ(天草流)役:山田涼介
冷静沈着な天才少年でありながら、犯罪組織「冥王星」との宿命的な血縁に苦悩するリュウを熱演したのが山田涼介です。本作の単発SP版は、彼のドラマ初出演作となりました。ミステリアスな美貌と影のある佇まいは当時から大きな話題を呼び、Hey! Sɑy! JUMPのメンバーとしてアイドル界の頂点に立ちつつ、映画『鋼の錬金術師』『燃えよ剣』『バッド・ボーイズ』など骨太な演技派としての地位を確立しました。
メグ(美南恵)役:志田未来
一度見た映像や文字を完全に記憶できる「瞬間記憶能力(フォトグラフィック・メモリー)」を持つメグを演じた志田未来。『女王の教室』や『14才の母』で日本中に衝撃を与えた名子役は、本作でも明るさと芯の強さを巧みに両立させました。現在も数多のドラマや映画で圧倒的なリアリティを放つ演技派女優として、制作陣から絶大な信頼を得ています。
キンタ(遠山金太郎)役:要潤
遠山金四郎の末裔で、抜群の身体能力と強運を誇る高校生・キンタを演じたのは要潤。実年齢では子役陣より一回り年上でありながら、少年の熱血漢をコミカルかつ頼もしく演じきりました。『仮面ライダーアギト』でのブレイク以降、シリアスな大作から癖のあるキャラクターまで幅広く演じ分ける名バイプレイヤーとして盤石のキャリアを築いています。
カズマ(鳴沢数馬)役:若葉克実
数々の難解暗号を瞬時に解き明かす天才プログラマー・カズマを連ドラ版で演じた若葉克実。大衆演劇「若葉劇団」のチビ玉三兄弟として知られ、実兄・若葉竜也とともに幼少期から卓越した演技センスを発揮していました。その後、学業に専念するため芸能活動を休止・引退しましたが、当時の愛らしい眼鏡姿とスマートな演技は今もファンの記憶に鮮烈に残っています。