旅行計画を立てる多くの人が直面するのが、「パーク」と「センター」の混同問題です。結論から述べると、犬山市 日本モンキーセンターと「日本モンキーパーク」は、敷地こそ隣接しているものの、運営組織・入場チケット・施設の目的が完全に異なる「別施設」です。
もともとは名古屋鉄道(名鉄)グループが一体的に開発した複合レジャー施設でしたが、大きな転機となったのが2014年4月の経営分離(分園)でした。遊具やプールを中心とした営利目的のアミューズメント施設「日本モンキーパーク(名鉄インプレス運営)」に対し、霊長類の保護・飼育研究を主眼に置く動物園エリアは「公益財団法人日本モンキーセンター」として完全に独立した組織へと移行しました。
この組織改編に伴い、かつて存在した園内連絡ゲートは閉鎖され、それぞれの専用入園券を個別に購入するシステムへと明確に分かれています。「遊園地のついでにサルを見ようと歩いていたら、別の入場ゲートで行き止まりになった」というトラブルは、ネット上の口コミでもいまだに散見されます。訪問の際は、絶叫マシンやキャラクターイベントを求めるのか、純粋にサル類の生態や学術展示を体験したいのか、目的を定めて入場ゲートを選ぶ必要があります。