「朝セットした束感が夕方には消えてしまう」「時間が経つとベタついて見えてしまう」。そんな悩みを抱える人は少なくない。しかし、プロが実践するわずかな工夫で、その持続力は劇的に変わる。
最大の秘密は、濡れ髪スタイリングを作る際の「バームの温め方」と「付ける順番」にある。手のひらに取ったバームは、透明なオイル状になるまで完全に体温で溶かしきることが不可欠。固まりが残ったまま髪に塗布すると、ムラや重さの原因になる。
塗布するときは、一番毛量が多く崩れにくい内側のバック(後頭部)から手ぐしを通すのが鉄則だ。手に残った極わずかな量だけを前髪や顔周りの毛先に馴染ませる。この「内厚外薄」のバランスこそが、一日中崩れない立体的な束感と上品なツヤを維持するプロの真髄だ。