作品の根底にあるのは、神尾葉子による伝説的な少女漫画だ。『マーガレット』(集英社)にて長期連載された原作は、累計発行部数6100万部を超えるモンスタータイトルとして知られる。貧乏ながらも雑草のような強さを持つヒロインと、学園を牛耳るF4(Flower 4)との衝突と恋を描いたストーリーは、世代を超えて愛され続けてきた。
この伝説的コミックをTBSテレビが実写ドラマ化した際、キャスティングやロケーションの選定には細心の注意が払われた。特に恵比寿のロケーションは、大都会の上品さとどこかノスタルジックな雰囲気を併せ持ち、大財閥の世界観と庶民の情景が交錯する舞台として完璧な役割を果たしたといえる。