かつてチェックシャツといえば、グランジロックの象徴か、あるいは素朴な普段着の代名詞だった。しかし今、ソウルの若者たちが魅せるシルエットはまったく異なる。オーバーサイズのドロップショルダー、裾の切りっぱなし加工、そして計算し尽くされたヴィンテージウォッシュ。伝統的なパターンが、アパレル産業の最前線で大胆に再構築されている。
Instagramを覗けば、ソウル・ファッション・ウィークの会場周辺に集まるファッショニスタたちが、ビッグシルエットのネルシャツを羽織り、ワイドスラックスや変形カーゴパンツと合わせている姿が目に飛び込んでくる。色使いも従来の赤×黒や青×白にとどまらず、ニュアンスのあるくすみカラーやネオンアクセントが主流だ。