欧州勢のハイブランドも独自の進化を遂げている。カルト的な人気を誇るメゾン・マルジェラは、服の構造を露出させるインサイドアウトの手法や、ヴィンテージ素材の再解釈によって、知的なモードの提示を続けている。タビシューズをはじめとする象徴的なプロダクトは、コンテンポラリーなメンズスタイルに不可欠なアクセントとなった。
対照的に、ダークで退廃的な世界観と重厚な彫刻的シルエットで世界を魅了するのがリック・オウエンスだ。ハイカットスニーカーや変形レザージャケットなど、一度見たら忘れられない強烈なプロダクトは、モード系メンズのワードローブにおいて異彩を放つ主役として君臨している。