耳垢が湿っているのはなぜ?ワキガや遺伝との関係・急な変化の病気リスクを徹底解明

耳垢が湿っているのはなぜ?ワキガや遺伝との関係・急な変化の病気リスクを徹底解明

耳垢が湿っているのはなぜ?ワキガや遺伝との関係・急な変化の病気リスクを徹底解明について押さえておきたい 注意点を厳選して解説いたします。

先天的な遺伝体質であれば、耳垢は物心ついた頃から「両耳とも均等に湿っている」のが通例です。もし以下のような異変が起きている場合は、体質ではなく外耳道や中耳の疾患を疑う必要があります。

1. 片耳だけが異常に湿っている場合

片側の耳だけが湿り、綿棒で拭っても液体が止まらないケースでは、外耳道湿疹や外耳道真菌症(カビの繁殖)が頻繁に見られます。長時間のカナル型イヤホン装着や、入浴後の綿棒による過剰な擦過が引き金となり、皮膚のバリア機能が崩壊して浸出液が滲み出している状態です。

2. 乾性耳垢だった人が「急に湿り始めた」場合

成人になってから急に耳垢がベタつき始めた場合、遺伝子が後天的に変化したわけではありません。大半は外耳道炎の初期症状か、慢性中耳炎の急性増悪による耳だれです。また、アレルギー性鼻炎や風邪をこじらせて中耳に水が溜まる滲出性中耳炎から移行している例も少なくありません。

3. 赤ちゃんや子どもの耳垢が湿っているケース

乳幼児や小さな子どもの耳垢が湿って見える場合、親御さんが「遺伝してしまったのでは」と心配される声が目立ちます。しかし、子どもは新陳代謝が極めて活発で皮脂分泌が旺盛な上、入浴時の水分が耳の中に残りやすいため、一時的に湿って見えることが多々あります。成長に伴って乾燥タイプに落ち着く例も多いため、痒がったり痛がったりしていなければ過度な心配は不要です。

中村 さくら
著者

中村 さくら

エンタメ・カルチャー業界の深掘り取材を得意とし、現場のリアルな声をお伝えします。