ニルヴァーナ ニューヨークのルーツは、1970年にニューヨーク・セントラルパークサウスのペントハウスに誕生した伝説的なレストランに遡ります。かつてジャック・ケネディやミック・ジャガーら世界の一流セレブリティが集い、息をのむ絶景とともに最高峰のインド料理を楽しんだ空間は、サンスクリット語で「涅槃(地上に降り立った天国)」と名付けられました。建物の老朽化によって惜しまれつつニューヨーク本店が幕を下ろした後、そのスピリットを受け継いで東京ミッドタウンに蘇ったのが現在の店舗です。
足を踏み入れると迎えてくれるのは、ゴールドと深みのある色彩を基調とした豪奢でありながらシックなインテリアです。インド直輸入のファブリックや調度品が配され、異国情緒とニューヨークの洗練された都会美が美しく調和しています。東京ミッドタウンの広大なガーデンを借景にしたロケーションは、まさに現代の都会における「地上の楽園」と呼ぶにふさわしい静謐と華やかさを醸し出しています。
提供される料理は、伝統的な北インド料理の技法を守りつつ、現代的なプレゼンテーションと日本の繊細な旬の食材を融合させた「モダンインディアン」です。重厚なスパイスの奥行きを持ちながら、油脂分を抑えて軽やかに仕立てられた料理の数々は、従来のインドカレー店とは一線を画すガストロノミーとしての風格を備えています。