ピーターパンの名を全国区へと押し上げた最大の功労者が、看板商品である「元気印のメロンパン」です。2015年11月、千葉県八千代市にある系列店「小麦の郷店」において「24時間で最も多く売れた焼きたて菓子パンの数」というギネス世界記録に挑戦し、1日で9,749個を完売するという驚異的な記録を樹立しました。この偉業は単なるイベントの成功にとどまらず、ブランドの圧倒的な品質証明として現在も語り継がれています。
元気印のメロンパンの真骨頂は、オーブンから出た瞬間の「外側カリカリ、中は驚くほどしっとり・ふんわり」としたテクスチャーの対比にあります。表面のクッキー生地には上質な発酵バターが惜しみなく使われており、ひと口かじると芳醇なバターの香りが鼻腔を抜けます。冷めてもパサつかない独自の配合と製法は、職人たちの長年の試行錯誤が生んだ結晶です。
そしてメロンパンと双璧をなす人気を誇るのが「コクうまカレーパン」です。日本カレーパン協会が主催する「カレーパングランプリ」において東日本揚げカレーパン部門の金賞を連続受賞するなど、その実力は折り紙付き。中に入っている自家製カレーは、じっくり煮込まれた大ぶりの牛肉と香味野菜の旨味が凝縮されており、スパイスの奥深さとフルーティーな甘みが絶妙なバランスを保っています。
ピーターパンが徹底しているのは「常に揚げたて・焼きたてを提供する」という執念です。厨房では店内の混雑度や売れ行きをリアルタイムで把握し、少量を短いサイクルで揚げる体制を構築。店頭で「ただいまカレーパン揚げたてでーす!」という威勢のいい掛け声とともに熱々のトレーが運ばれてくると、陳列された瞬間に次々とトングが伸びていく光景は、もはや船橋の日常風景となっています。