ガッタンゴー渓谷コースの真実!怖さの噂と予約殺到の理由を徹底解剖

ガッタンゴー渓谷コースの真実!怖さの噂と予約殺到の理由を徹底解剖

ガッタンゴー渓谷コースの真実!怖さの噂と予約殺到の理由を徹底解剖にまつわる役立つ知識を分かりやすく発信ます。

ネットの検索窓に「ガッタンゴー 渓谷コース」と打ち込むと、サジェストに浮上するのが「怖い」「高所恐怖症」というキーワードです。現地取材や利用者の告白を検証すると、この恐怖感の根源は「視界を遮るもののない高架橋(鉄橋)からの高度感」にあります。

渓谷コースのハイライトは、眼下に高原川の激流を望む鉄橋の横断です。一般的な鉄道車両であれば車輪や車体パネルに囲まれているため下方は見えませんが、レールマウンテンバイクは生身のマウンテンバイク。ペダルを漕ぐ足元のわずか数十センチ先、枕木の隙間から谷底の水面が覗きます。風が谷を吹き抜ける感覚と相まって、「まるで空中を自転車で走っているようだ」という錯覚を抱かせます。高所恐怖症の気がある人にとっては、足がすくむほどのスリルであることは紛れもない事実です。

しかし、恐怖の感情とは裏腹に、構造的な安全性は極めて強固です。現地技術スタッフの解説によると、マウンテンバイクを固定する専用ガイドフレームは、レールの両側を頑丈なローラーで挟み込む「抱え込み構造」を採用しています。物理的にレールから外れること(脱線)やすれ違い時に転倒することは通常の運用下では起こり得ません。

ヘルメットと安全ベルトの着用が義務付けられており、全車に高出力の電動アシスト機能が備わっているため、ペダルが重くて立ち往生する心配も皆無です。つまり、「身体は極限まで安全に守られているのに、脳が勝手に高度に怯えてしまう」という落差こそが、このコース特有の快感とスリルの正体なのです。

山口 彩花
著者

山口 彩花

グルメと旅を愛するフリーライター。全国各地の隠れた魅力を独自の視点から紹介します。