Q1:シロッコファンの固定ナットが固くてびくともしません。無理に回しても大丈夫ですか?
A1:無理に金属工具で強いトルクをかけると、モーターの回転軸が曲がり、異音や故障の原因になります。まず確認すべきは「回転方向」です。ファンの多くは緩み防止のために「時計回りで緩む(逆ネジ)」仕様になっています。それでも回らない場合は、油が接着剤のようにネジ山を固めています。ドライヤーの温風をスピンナー周辺に2〜3分当てて油を温めて柔らかくするか、隙間に少量の潤滑スプレーを吹いて数分置くとスムーズに回るようになります。
Q2:重曹とオキシクリーン、セスキ炭酸ソーダのどれを使うのが一番汚れが落ちますか?
A2:洗浄力の強さだけで言えば、過炭酸ナトリウムを主成分とし酸素の発泡作用を伴う「オキシクリーン」が最も強力です。ただし、スチール製かつ塗装が劣化していないファンに限定されます。アルミ素材が含まれている場合や、より安全かつ穏やかに作業したい場合は「重曹」を60℃未満の湯で溶かして使用するのが適しています。日常のサッと拭きには水溶性の高い「セスキ炭酸ソーダ」や「アルカリ電解水」が最も扱いやすく、用途に応じた使い分けがベストです。
Q3:シロッコファンを食洗機に入れて洗っても問題ありませんか?
A3:原則としてメーカーは推奨していません。一般的な食洗機用洗剤は弱アルカリ性〜中性ですが、食洗機特有の高温高圧水流によってファンの塗装が剥がれたり、アルミ製の場合は激しい白化・腐食を起こす可能性が高いためです。また、溶け出した大量のギトギト油が食洗機内部の配管や残菜フィルターに付着し、食洗機自体の故障を引き起こすリスクがあります。ファンは袋を使った手作業のつけ置き洗いが確実です。
Q4:賃貸住宅で退去時に換気扇の油汚れで追加クリーニング費用を請求されることはありますか?
A4:国土交通省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」において、通常の生活による軽微な汚れは家賃に含まれるとされていますが、「油汚れを長期間放置してススや固着油が固まり、通常の清掃では除去できない状態」にした場合は借主の善管注意義務違反とみなされ、クリーニング費用が敷金から控除されるケースが多々あります。退去前のトラブルを防ぐためにも、年に1回程度のつけ置き清掃を行っておくことを推奨します。