お絵かきボードを選ぶ際、最初に直面するのが「マグネット式(磁気タイプ)」と「電子タブレット型(LCD液晶タイプ)」のどちらを選ぶかという問題です。両者は外見こそ似ていますが、描画メカニズムや耐久性、適した利用シーンは大きく異なります。
マグネット式は、内部にハニカム状に充填された微細な黒色磁性粉(または多色顔料)を、ペンの先端にある磁石で表面に引き寄せることで筆跡を浮かび上がらせます。電池が一切不要で、専用レバーを左右にスライドさせるだけで物理的に消去できるため、1歳〜3歳前後の幼児が直感的に操作できる安全性とタフさを備えています。
対する電子タブレット型は、感圧式液晶パネルに専用スタイラスペン(あるいは爪など)で圧力をかけることで液晶分子の配列を変化させ、鮮やかな線を描く仕組みです。ボタンをワンプッシュするだけで画面全体が一瞬でクリアになる手軽さに加え、本体厚さが5mm前後、重量100g〜150g程度と極めて薄く軽いため、外食時や新幹線・車移動時の持ち運び用途として急速にシェアを伸ばしています。