K-POPのパフォーマンスにおいて、観客が「下着」と誤認するアイテムの大半は、韓国で「ソクパジ(속바지)」と呼ばれるステージ専用のセーフティーショーツです。韓国の芸能プロダクション関係者の証言によると、激しい動線移動やジャンプが組み込まれたコレオグラフィー(振付)をこなす際、インナーが一切見えない状態を保つことは物理的に不可能です。そのため、業界内では「見えても下着に見えない、衣装の一部としてのインナー」を設計することが標準化されています。
近年のK-POPガールズグループ衣装は、丈の短いマイクロミニスカートやローライズボトムス、クロップドトップスが主流です。これらを安全に着こなすため、専属スタイリストは既製品の下着をそのまま着用させることはまずありません。衣装の生地と同じ素材でインナーを特注するか、激しい摩擦に耐えうるスポーツ用ファブリックを採用し、露出事故を未然に防ぐ構造を作り上げています。
また、胸元の開いたトップスや背中が大きく開いたデザインの場合、特殊なシリコン製ニップルカバーや舞台用ボディファンデーションインナーを併用します。これにより、360度どの角度からハイビジョンカメラで撮影されても、本来の下着が露出しない鉄壁のガード体制が敷かれています。