朝ドラで名実ともに全国区となった相楽樹に、大きな転機が訪れたのは2018年6月のことでした。日本映画界を代表する若手屈指の名匠・石井裕也監督との結婚および妊娠が報じられ、世間に大きな衝撃を与えました。当時、相楽樹は23歳、石井監督は35歳。12歳の年齢差を乗り越えてのゴールインでした。
報道各社や関係者の証言によると、2人の出会いは2017年、石井監督がメガホンをとったテレビドラマの現場でした。石井監督といえば、映画『舟を編む』で第37回日本アカデミー賞最優秀作品賞および最優秀監督賞を最年少(当時30歳)で受賞し、その後も『月』『茜色に焼かれる』など、人間の尊厳や社会の暗部に鋭く切り込む重厚な人間ドラマを撮り続ける映画監督です。現場での徹底した妥協なき演出で知られる石井監督と、演技に対してストイックな探究心を持っていた相楽樹は、表現者として急速に共鳴し合い、交際へと発展したと伝えられています。
電撃婚が大きな話題を呼んだもう一つの背景には、石井監督のプライベートな遍歴もありました。石井監督は2010年に主演女優であった満島ひかりと結婚し、2016年に離婚しています。日本を代表する演技派女優との結婚生活を経ていた監督の新たなパートナーが、朝ドラでブレイクしたばかりの若手有望株であった相楽樹という事実は、芸能メディアを中心にセンセーショナルに報じられました。
しかし、入籍当時の相楽樹は周囲の雑音に惑わされることなく、同年秋に無事に第1子を出産。さらにその後、第2子の誕生も伝えられており、多忙を極めるトップ監督の家庭を支える母として、私生活の基盤を急速に固めていきました。