渡航先でクレジットカードが突然使えなくなるトラブルは、決して珍しくありません。主な原因は、カードの磁気不良・ICチップの読み取りエラー、海外不正検知システムによる一時的な利用制限、カード限度額への到達など多岐にわたります。
こうした不測の事態を回避するため、海外におけるクレジットカードの複数持ちは必須のリスク管理です。メインカードが決済不能に陥っても、サブカードがあれば旅程がストップする心配はありません。盗難被害を想定し、1枚は財布に入れ、もう1枚はホテルのセーフティボックスに保管するという分散携行が基本です。
ブランドの組み合わせにおいては、VISAとMastercardの海外シェア比較を意識した構成が求められます。世界シェアの約半数を握るVISAと、ヨーロッパやアフリカ圏で抜群の決済成功率を誇るMastercardをそれぞれ1枚ずつ所持するのが最も安全な組み合わせです。JCBはハワイや台湾、韓国など一部地域で優待が強力なものの、欧米の一般店舗では加盟店が限られるため、サブカードとしての携行が現実的です。