なめらかで美しい茶碗蒸しに仕上げるための決定的なパラメータは「スープの計量」「混ぜ方」「加熱プロファイル」の3点に集約されます。
まず下準備として、麺とかやくを食べ終えた後のスープ量を計量します。マグカップ等の耐熱容器に移した際、スープの量が約120ml〜150mlになるよう調整します。スープが多すぎる場合は少し捨てるか別の料理に回し、少なすぎる場合はぬるま湯を足します。
次に、すが入らない コツ 混ぜ方です。茶碗蒸しの表面や内部に無数の穴が開く「す(巣)」が入る現象は、混入した気泡が急激に膨張することで起こります。卵を割り入れたら、泡立て器ではなく箸を器の底につけたまま左右に切るように混ぜるのが鉄則です。空気を巻き込まず、白身のコシをしっかり切るように混ぜ合わせることで、驚くほどキメの細かい口当たりが生まれます。ひと手間かけられるなら、茶こしで一度濾(こ)すとプロレベルの滑らかさに仕上がります。
加熱における基本は、卵1個 レンジ 200W 加熱時間を基準にすることです。電子レンジの解凍モードや弱出力モード(200W)を使用する場合、約4分30秒〜5分30秒が理想的な仕上がりとなります。もし200W設定がない機種であれば、300Wで約3分〜3分30秒、あるいは500Wで加熱する場合は1分30秒〜2分を目安とし、30秒ごとに様子を見ながら加熱を止める「断続加熱」を行ってください。