ネット上の掲示板やSNSでは「体育会系色が強すぎて文化系や勉強重視の生徒は浮いてしまうのではないか」という懸念が見られますが、これは現場の実態と乖離した一面的な見方です。
実際の中等部では、吹奏楽部や美術部、科学探究系のクラブなど文化系活動も活発に行われており、生徒それぞれの個性を尊重する穏やかな校風が根付いています。また、創設者・松前重義が掲げた「若き日に汝の思想を培え」という教育理念のもと、読書指導や「現代文明論」を通じた人間教育に時間を割いており、単なるスポーツ校にとどまらない総合的な教養教育が展開されています。
盲点として注意すべきは、「付属校だから大学受験勉強が一切不要」と油断してしまうケースです。東海大学の看板学部や医学部を目指す場合、高校進学後すぐに全国付属校のトップ層との学力競争が始まります。「中だるみ」を防ぎ、中学3年間で基礎学力を強固に固めておくことが、結果として高校での自由な進路選択を支えることになります。