長生炭鉱「刻む会」が拓く遺骨発掘の現在地|84年目の水非常と真相

長生炭鉱「刻む会」が拓く遺骨発掘の現在地|84年目の水非常と真相

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刻む会による活動は、長年の机上の議論を飛び越え、物理的な発掘段階へと到達しています。2024年秋に重機を用いた大規模掘削により、海岸堤防近くに埋もれていた本坑口(斜坑入口)の特定と開口に成功。坑口から海底へと続く坑道への進入路を確保したことで、プロの潜水士チームによる潜水調査が段階的に進められています。

調査項目・フェーズ実施内容と実測データ従来の行政見解・課題刻む会の達成と最新評価坑口(斜坑)の発掘海岸堤防地下約数メートルの位置から本坑口コンクリート枠を完全露出位置不明・埋没による掘削不能と主張完全特定に成功。坑内への進入ルートを確保坑内潜水調査テクニカルダイバーによる内部撮影、堆積土砂・支保工の残存状態確認濁度・崩落リスクによる潜水不能と判断調査映像の撮影に成功。一定の空間残存を確認資金調達基盤クラウドファンディングで国内外数千人から寄付を獲得公費投入の法的根拠なしとして不支出民意による完全自主財源化を達成遺骨収集・DNA鑑定韓国遺族会と連携し、遺族側DNAサンプルの採取・照合準備を推進硫黄島や太平洋島嶼部と異なり対象外扱い人道的返還モデルとして国際的提起を継続

現在進行中の調査では、坑口から数百メートルにわたる斜坑内の瓦礫や堆積物を慎重に除去しながら、犠牲者が取り残されたとされる深部坑道へのアプローチが試みられています。ダイバーによる高精細カメラの映像には、当時の木製支保工やレールが海水中にそのまま残されている様子が捉えられており、「遺骨の残存可能性は極めて高い」とする専門家の分析を裏付ける結果となっています。

鈴木 陽菜
著者

鈴木 陽菜

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