毎日の通勤・通学で3220系を利用する乗客や沿線住民、そして熱心な鉄道愛好家からは、本形式に対して極めて愛着のこもった意見が寄せられています。
地下鉄烏丸線から近鉄奈良線まで乗り通す日常利用者からは、「他の一般車に比べて車内が明るく、座席のバケットシートが適度にフィットして疲れにくい」「烏丸線直通急行でやってくると、座り心地が良いので少し得した気分になる」といった車内アメニティへの高い評価が聞かれます。シリーズ21特有の「らくらくコーナー」(片持ち式シートと大型手すり)は、登場から四半世紀が経過した現在でもバリアフリーの模範として実用性を発揮しています。
一方、鉄道ファンや音響マニアの間では、独特の日立VVVFインバータ音が根強い人気を誇ります。「発車時の澄んだ変調音は初期IGBTならではの魅力」「KL01からKL03までそれぞれの車番プレートを見かけると撮影意欲が湧く」といった声がSNS上でも日常的に投稿されています。
また、ホビー界隈においても3220系の存在感は衰えていません。近鉄3220系 鉄道模型 グリーンマックス(GM)製の完成品Nゲージは、デビュー当時のフルラッピング仕様から現行の標準塗装、行先点灯仕様に至るまで定期的に再生産やバリエーション展開が行われており、中古市場でもプレミアム価格で取引されるほどの人気を維持しています。