作品の顔として日本中から愛されたのが、初代ケンちゃん役を務めた宮脇康之と、妹チャコちゃん役の四方晴美です。二人の自然体な演技と弾ける笑顔は、当時の子どもたちの憧れの的であり、大人たちにとっては癒やしの存在でした。
宮脇康之は後年のインタビューで、「当時は学校に行く暇もないほどの忙しさだったが、スタッフや共演者のみんなが本当の親や兄弟のように接してくれた」と述懐しています。また、四方晴美の愛くるしい仕草やNGシーンでの素直な反応がそのまま採用されるなど、現場の臨機応変な演出がキャラクターの魅力を何倍にも引き立てていました。二人の息の合った掛け合いこそが、作品の爆発的ヒットを支えた最大の原動力だったのです。